我が家には大根があることが多い。大根を買う時は、一本まるごと買う。皮に艶があって、ひげが出ているラインが上から下までなるべくまっすぐな物の方が甘くて美味しいらしい。幸い大根の多く獲れる地域に住んでいるので、いつでも美味しい大根が安く手に入る。いつでも美味しい大根だけど、冬のはじめに出回る大根はまたひと際美味しい。大根をまるごと買ってきたら、まずは葉っぱ。刻んでごま油で炒め、醤油とおかか、ゴマを加えてふりかけにする。これがあるとごはんが何杯でも食べられる。続いて使うのは、上の方の青いところ。皮を厚めに剥いて、拍子木切りにする。味噌とマヨネーズを混ぜたものにつけて食べると、しゃきしゃきでみずみずしく、それはそれは美味しい。冬のはじまりの甘い大根だったら何もつけなくても、みずみずしい梨を食べているような感じになる。幼稚園児も大喜びでたくさん食べる。大根おろしは嫌がる娘も、上の方の甘い大根おろしなら大丈夫。ポン酢をたっぷりかけて、しらすを合わせてあげたら嬉しい顔をする。下の方は辛いので、もっぱら大人の口に入る。さんまや鯖の塩焼きに添える大根おろしは、やっぱりキリッと辛い方がいい。キュウリと一緒に塩でもんで昆布を加えた浅漬けも美味しい。辛味の強い下の方でも、拍子木切りにして味噌汁に入れればこどもでも大丈夫。筑前煮に入れてもとろっとして美味しいものだ。生でも、煮ても、おろしても美味しい大根は、一本あると大活躍。調理法で表情も食感も全然違くなるので、同じ日に数種の大根料理が並んでも文句が出ない。主婦の味方なのだ。
大根はアブラナ科の野菜です。名前のとおり大きな根と書くように肥大化した根や、茎を食用とします。大根にはいろんな形、色があります。しかし日本で目にする大根の色は白しかありませんが、外国の大根には、赤、紫、黒などの色があり、品種も多岐にわたっております。大根は日本の食卓には欠かすことのできない野菜であり、煮物にしたり、薬味にしたりと利用の幅は広く、砂糖にされるサトウダイコンはテンサイとも呼ばれています。日本には数多くの大根があります。
大根の美味しい季節は寒い冬です。そして寒い冬というのは大根が大活躍する季節でもあります。大根の料理で、冬場に美味しい料理と言えば、おでんを始めとし、ぶり大根やふろふき大根などです。これらは全て煮込み料理として大根の美味しさを堪能できるのです。冬場の大根は甘さがあり、出汁を良くしみ込ませることができるようです。また、この大根に出汁がしみこんでいる状態を関西では「しゅんでる」と言うそうですね。
大根は年中見られますが、夏の大根はとても辛いです。生で食べてもおろしても、とっても辛いので煮たり炊いたりしないと食べれない位です。しかし、寒くなってから取れる冬の大根はとっても甘くなります。この甘い大根は大根おろしにしてポン酢を掛けただけでも食べれるし、さんまなどの焼いた魚と一緒に食べるととても美味しいです。大根おろしを添えるだけで、美味しさも倍増するのでお勧めです。
お店で大きな大根を買うと食べきれなくて困ってしまうという方には、切り干し大根を手作りすることをおすすめします。大根を5ミリくらいの厚さに輪切りにし、少し太めに千切りにしていきます。千切りにした大根を浅いざるなどに広げ、ベランダなどの風通しの良い場所に置いて乾燥させれば、1週間ほどでできあがります。大根の皮はむかなくてもほとんど食感は変わりませんので、面倒な方は皮をむかずに刻んでしまってもかまいません。大根は水分が多く味も淡白なので、いろいろなお料理に合う万能なお野菜です。
大根は主役にも脇役にもぴったりの万能野菜の一つです。あっさりした味わいにぴりっとした辛味のある大根の我が家での活用術をご紹介します。まずは、中華風大根鍋。中華スープにピーラーで薄くスライスした大根と彩りのにんじんをメインに鍋にします。お好みで豚肉やニラを入れるのもいいです。薄くスライスした大根がスープを吸い込んで美味です。火の通りも早く、沢山食べてもカロリーが低いのでダイエットにもお勧めな一品です。